「額装」


最近ではSNSなどネット上で作品を発表しやすくなって、実際に「展示」をされたことがない作家さんも多いとのこと、ごく初歩的なことですが展示のtipsみたいなことをメモしていきます。

  • イラスト、写真ともに展示する場合は「額」に入れておめかしします。写真には「パネル貼り」あります。
  • だいたいの額は裏に紐を通す金具が付いていますので、そこにしっかりした紐を通して、真ん中よりも少しずらした場所できっちりと結んで搬入してください。
  • 金具がついていない額の場合は、ホームセンターなどで売っている「ピラカン」という金具をねじどめでとりつけましょう。高さが同じになるように。
    「こんなの」は「ヒートン」という名前でした。小さいサイズのものが展示の邪魔にならなくてGOOD。

  • 額のお値段はピンからキリまでで、額の専門店などであつかわれている高価なものだとぐっと作品の見栄えもあがりそうで魅力的ですが、学生さんなどにはなかなか手がでにくいかも。アマゾンやヨドバシなどでも手ごろなお値段でいろいろ良い品がありますので、作品に合うものを探してみてください。
  • 大阪天満橋の「ガクブチの大和」さんは、額の老舗店です。豊富な品揃えで掘り出し物もみつかるかも。
  • 最近ではダイソーやセリアなどの百均のお店でも額が売られていたりします。やや作りが雑で、不揃いだったりピラカンがついてなかったり、チープ感はいなめないのですが、これらにちょっと自分で色を塗ってみたり、一手間いれてみるといい感じになりますよ。
  • 額の色は、入れる絵や写真の全体の色と同系色がよく合うように思います。(私見ですが、モノコトは壁が白いので白い額は残念ながらちょっとぼやけて見えてしまいます。柱がこげ茶なので、それと似た色だと統一感が出てしっくりするように思います。)
  • 「額」は絵のおしゃれ、人それぞれに似合う服が違うのと同じように「絵に合う額」もいろいろなので、美術展や写真展に行くときには「額」にも注目して見るのも楽しい勉強になりますね!
※紹介の品物、お店は一例です。ご利用は内容を吟味された上でご自身でご判断お願いいたします。